インターンシップの経験が自分のやりがいに気づかせてくれた

奥田 伶奈さん

下呂市役所

資格:
TOPIK(韓国語能力試験)6級、実用英語技能検定2級
留学:
韓国(私費留学)

就職活動を始めた頃は、私の得意とする言語を日常的に使いながら働ける物流業界を志望していましたが、いくつかの企業のインターンシップに参加するうちに、自分の最もやりがいの感じることについて深く考えるようになりました。その結果、自身の生まれ故郷である下呂市で市民の方々に一番近くで貢献できる市役所で働くことを志望するようになりました。

私の大学生活を大きく変えたのは、コロナ禍で挑戦した韓国での語学留学とゼミナールでの学びです。留学中に私自身が外国人として生活する中で様々な困難がありましたが、暮らしていた地域の市役所などの公共機関に助けられたこともあり、韓国の在留外国人への福祉の充実さに驚きました。ゼミナールでは韓国のフェミニズムについて研究しました。韓国語の論文もたくさん読み、興味のある分野について多くの知識と思考力を育てることができました。

自分の好きなことや興味のあることへの挑戦を、いつも応援してくれた学科の先生方や先輩方、友達に出会えたことに感謝しています。性別や国籍が違う人々が気持ちよく共生する街の実現に向けて少しでも貢献できるよう、日々努力します。

これから学科で学ぶ予定のみなさん・在学生のみなさん、大学での学びがその先の進路に直結していなくても、自分の学びたいこと・興味のあることに全力で没頭してみてください。誰にも負けない武器を一つでも身につければ、自分に自信がつきます。その自信があれば、どんなことにも立ち向かえるはずです。いつも学科のみなさんを応援しています。

世界共生学部世界共生学科は組織改編して、2025年4月から現代国際学部グローバル共生学科としてスタートします。
掲載情報は取材時のものです。

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