ろくろの魅力と結い庵(7日目)

2024年9月6日

今日は、2つのグループに分かれて聞き取りを行いました。1つ目のグループは木地屋やまとさんとHillBilly Coffee Campanyさん、2つ目のグループはカネキン小椋製盆所さんとHostel結い庵さんに訪れました。そして、お昼ごはんはキッチン&カフェ萬屋さんでいただきました。私は2つ目のグループで行動したので、2つ目のグループのスケジュールでお話したいと思います。

カネキンさんで出会ったのは、小椋 亜由美さんと、3人のろくろ職人さんです。亜由美さんには、ろくろに関わるお話をしていただきました。針葉樹は柔らかいため広葉樹を使うとか、職人同士で道具の貸し借りはしないとか、職人たちの思いを届けるために木目を大切にしているとか、2日目に訪れたヤマイチさんとはまた違ったことを教えていただきました。3人のろくろ職人さんたちのお話もとても興味深く、三者三様のろくろとの出会いがあって、終始楽しませていただきました。特に、ろくろ作りの好きなところと大変なところを伺ってみると、製材を取りに行ったり、道具の手入れをしたり、切れ味の良いカンナでろくろを作ったりすることは楽しいけど、出店したときの接客や夏の鍛冶屋、冬の製材は大変だとおっしゃっていました。ろくろのお話をする職人さんたちは本当に楽しそうで、私も自然に笑顔になれました。


お昼ごはんは、どこか懐かしさを感じる雰囲気をまとったキッチン&カフェ萬屋さんでいただきました。1品目はいろいろな食材が彩りよく並べられたお料理で、どれもとてもおいしかったです。2品目はお野菜がたっぷりのせられたグリーンカレーでした。これが頭を抱えるほどからかったのですが、とてもおいしかったです。また食べたいです。

午後は2度目の訪問となるHostel 結い庵さんにお邪魔しました。なぜ2度目かというと、1度目の訪問ではゆっくり内装を見学できなかったのと、本研修で色々な人に聞き取りをさせていただいて、熊谷さんに聞いてみたいことが増えたからです。単純に熊谷さんの考え方や生き様が好きになってしまったというところもあります。もし次回以降このプログラムに参加する人がいたら、熊谷さんのお話は期待して良いと思います。今日は途中で人生相談フェーズに入ってしまいましたが、持続可能なまちづくりのためにも、私の人生のためにも、実りあるお話を聞かせていただきました。

執筆者:ゆうき