ひとりウポポイ、サイコ~⊂(ᴖ ̫ᴖ )⊃ (6日目)
2024年10月16日
2024年8月30日
11時半から19時半まで入り浸りました。アイヌ昔話のアニメ「カムイユカラ」、伝統芸能上演「シノッ」「イメル」を3連続で予約したので受付の女性に認知されました。一番のお気に入りは来て直ぐに見た「イメル」中のシチョチョイという踊り(十勝アイヌの豊穣の踊り)で、踊りと唄が刺さりすぎて泣きました。ちいかわになった。その演目を行っていたウエカリ チセ(体験交流ホール)の舞台は背景がガラス窓になっていて、湖と伝統的コタンのエリアが一望できるようになっていました。舞台特有の広々とした雰囲気と、差し込む光のコントラストが綺麗です。写真では分かりづらいけれど、実際見ると肺に空気が満ちる感覚を味わえます。
カムイユカラとシノッの間には時間があったので、向かい側のコタンのエリアにも行きました。その先でも演目を見たので動画も写真も撮影しました。 アイヌ文化には子グマの魂を送る「イオマンテ」という踊りがあるのですが、今日だけで3回見ました。「3回も見て飽きねえの?」と思うかもしれませんが、見る度に新しい発見があって面白いです。
その後、ムックリ体験、調理体験、トンコリ体験を3連チャンで予約しました。ムックリとトンコリはそれぞれ伝統的な楽器で、ムックリはまず音を出すまでが難しかったです。ムックリは腹式呼吸をするとEDMのビートみたいな音が出るので、Aviciiみたいなテンションぶち上がる曲に組み込めたら面白そうだなと思いました。
博物館展示に行けたのは17時ごろで、ひとまず展示物をぐるっと見ました。一つ気になったのは、ウポポイはアイヌ語が公用語のひとつなのですが、展示物の名札がちょこちょこ和名のみだったことです。なんやかんやアイヌ語に興味があったので、アイヌ語の発音と子音について書かれていた論文の見開きページをかじりつくように読んでいました。 展示エリアを出たあとは、土産屋に行って本を2冊買いました。「アイヌ語入門」は、「はじめに」の段階で「ぜんぜん手がかりがつかめぬといううらみがあったのである」という文章があったので買いました。 8時間ウポポイに入り浸りましたが、全く飽きなかったです。ベンチに座り、外の湖を眺めながらぼんやりしている時間は至福でした。1200円(年パスなら2000円)の価値があります。寧ろ映画一本程度の代金でこんなに楽しいの?マジ?
書き飽きたので切り上げます。 それでは皆さん、イヤイライケレー。
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