白老町での最後の1日(11日目)
2025年9月30日

2025年9月5日
いよいよ白老町で過ごす最終日。お世話になったOneHouseに別れを告げ、荷物をまとめて玄関に並べました。
今日は朝から地田先生の運転で、倶多楽湖へ向かいました。倶多楽湖ではカヤックを体験。前のアクティビティでポロト港でやったSUPと違って、カヤックは2人乗りです。前の人と後ろの人が息を合わせて漕ぐ必要がありました。夢中になって漕いで、山の方に進んだ時に、インストラクターの方から「ヤッホーと叫んだらやまびこが返ってくるよ」と言われ、みんなでその山めがけて大声で叫んでみました。その時、「『ヤッホー』と伸ばさずに、『ヤッホッ!』と言い切るとよく返ってくるよ」と教えてもらい、試してみると、本当にやまびこがはっきりと聞こえてびっくり!倶多楽湖の水は透き通っていて、本当にきれいでした。
カヤック体験の後、着替えて戻るとヒーターがついていて、暖かい飲み物までいただき、体も心も温まりました。


体が温まった後、みんなでお昼ご飯を食べに「ローズマリーノ」さんへ。パスタもピザもケーキも、どれも本当に美味しかったです。

次に「brew gallery」でアート鑑賞。素敵な作品ばかりで、特に私のお気に入りの作品を載せておきます。

その後は、滞在中お世話になったカメラ屋の村上さん、ルーツ&アーツの中村さん、役場の方々にご挨拶をしてきました。借りていた自転車を返して、本当に白老を去るんだなと実感して、寂しくなりました。

最後にみんなで、行きたかったお店やもう一度行きたいお店に立ち寄ってから白老駅で電車を待ちました。しかし、大雨の影響で電車が約1時間遅延…。

少し気分が沈みましたが、なんとか新千歳空港に到着。電車が遅れたことによって急いでお土産を選ばなければいけませんでした。しかし、放送があり、飛行機も1時間ほど遅れると知りました、、、。そのおかげでゆっくりお土産を見ることができ、たくさんお土産を買いました。
いよいよ飛行機に乗る時間になりました。飛行機の中からみる夜景はとてもきれいでした。

このプログラムに参加する前は、白老町について何も知りませんでした。将来何をしたいかもわからなかったけれど、この10日間でたくさんの人と出会い、お話を聞くことで、少しだけ自分のやりたいことを見つけられた気がします。本当に成長できたなと感じます。
白老の方々は、大学生の私たちを温かく受け入れてくださる優しい方ばかりでした。白老にはたくさんの魅力があり、「また来たい!」と思える場所です。
もし私のように将来やりたいことが決まっていない人、新しいことに挑戦してみたい人、白老町の優しい人たちに会いたい人、白老の魅力を体験したい人は、ぜひこのプログラムに参加してみてください。本当に良い経験ができました。

執筆者:じぶはる