楽しかった聞き取り調査(事前研修2日目)

2025年8月1日

一年生で地域創生科目に参加させてもらったあやです!事前研修二日目は、朝から南木曽町へ体験移住を経験できるお家の見学をさせてもらい、地域おこし協力隊を南木曽町でしており、町で古道具屋を開いている篠原さんにお話を伺がった後、Hostel 結い庵などの複数のゲストハウスを経営していらっしゃる熊谷さんにお話を伺いました。体験住宅では南木曽の伝統工芸品をふんだんに使い、食器や家具など南木曽で作られているものにたくさん触れることができました。南木曽町での暮らしの体験を南木曽町の伝統工芸品に触れながら体験できるので、田舎でのびのび暮らしてみたいと考える若者にとっては、格安で南木曽の地域住民とのかかわりを持ちながら泊まりこみで南木曽の雰囲気がわかる制度がとても素敵だと思いました。

次に地域おこし協力隊を南木曽町でしている篠原さんのお話を伺いました。篠原さんは南木曽町で増えている空き家の回収を目的に南木曽へ来られて、その過程で古道具屋さんをされている方です。篠原さんがおっしゃっていた印象的な言葉は古道具にアイデアを加えて付加価値をつけてることが大事だと言っていたことです。自分の発想を変え、引き出しを棚に変えてDIYをしていて、一見使えなさそうなものも使えるようにしていたところに感動しました。

最後に篠原さんと同じく地域おこし協力隊で南木曽に来た熊谷さんです。熊谷さんは空き家が増えている南木曽でゲストハウスを作りたいという思いで南木曽へ来て、現在ではゲストハウスを3件ほど作っており、Iターンで南木曽町で暮らしている方です。熊谷さんがおっしゃっていて印象に残った言葉は、篠原さんもおっしゃっていたのですが、地方ではコミュニケーションが一番重要であるということです。急に新しいコミュニティに知らない人が入るのにコミュニケーションがなければ何も手伝ってもらえないし、応援もしてもらえないとおっしゃっていました。また、一般論で人口が増え、町としての利益が上がることが町の幸せとなるのか?とも言っていました。安易に一般常識を真に受けて今の町の姿が変わってしまうのはいいのか?町の未来の姿は町の人たちがどのような未来を望んでいるかで、町は変わるし変えられるからそこを話し合わないといけないと言っていたのも印象的でした。

今日は南木曽の魅力や課題などが少し見えた一日でした。

執筆者:ぁゃ