アイヌ文化に触れた思い出(8日目)

2024年9月1日

今日はアイヌ文化の復興と創造等のナショナルセンターであるウポポイに行きました。昨日、ウポポイの中の国立アイヌ民族博物館に行ったので、今日はアイヌ文化の体験をすることを目的に行きました。体験ではアイヌ民族の楽器であるムックリの鳴らし方を教わり、弓矢体験をし、アイヌの伝統芸能を見たりしました。一番印象に残っているのはアイヌの伝統芸能です。日本の歌では聞いたことがないような歌い方のときがあって、圧倒されると同時にアイヌ民族のユニークさを感じました。手拍子をして、周りとテンポを合わせながら歌って踊っているのが楽しそうだと思いました。ムックリ体験も楽しくて、最初は難しかったけど、コツをつかむと出来るようになってきました。ムックリには口の使い方でいろんな音の出し方があって、そこも面白いと思いました。体験がひととおり済んだところで、国立アイヌ民族博物館に再び行って、昨日見きれなかったところを見に行きました。博物館の展示を見ている時に、途中で合流した地域創生の先輩がアイヌ文化について実際に体験したことを交えて補足説明をしてくださって、アイヌ文化をより身近に感じると同時にリアルを知ることができて非常におもしろかったです。さらに聞き取りで事前にアイヌのことについてお話を聞いていたこともあって、聞き取りで得た知識と博物館の展示につながりを感じて、より主体的に博物館を楽しむことができました。ウポポイには広い芝生のゾーンがあるのですが、そこから見えるポロト湖、山、風、鳥の音と、すべてが心地良かったです。最後にはお土産にムックリを自分用と兄弟にもやってもらうために兄弟用も購入しました。

執筆者:A