萩野・北吉原街歩きday(5日目)
2025年9月30日

2025年8月30日
今日は白老の中でも萩野・北吉原地区を、関係者の方々と一緒に街歩きしました。この地区は、大昭和製紙工場の操業開始による人口増加で、過去には大変な賑わいを見せていました。 まず最初に向かったのが、白老港です。港なのに磯の香りがしなくて、それが不思議でたまりませんでした。その後、石山の白老港背後地にある富岸の地蔵尊を参拝しました。

この地蔵には様々ないわれがあり、今は漁民の守護仏になっているというお話を聞いて、とても興味深かったです。 それから、海から引き上げられた龍の形をした石を祀っている萩野神社、現在の日本製紙工場敷地内の神社、北吉原駅、大昭和製紙工場時代に賑わいを見せていた飲屋街の跡地、長いこと浸水に悩まされてきた十二間道路、大昭和製紙工場に勤務されていた方が住んでいた寮、野球場など様々な場所を周り、お話をお聞きしました。今はもう面影しかない、当時の賑わいを見せていた地域の情景が、元工場員だった方の言葉と共に浮かびました。 お話を聞いた後は、カレンデュラというレストランで食事をいただきました。白老牛のビーフシチューは、今回の研修の中でも3番の指に入るくらい、ホロホロで美味しかったです。

食事を終えた後、私たちは全員でポロトミンタラへ向かって、翌日の七夕祭りの装飾の手伝いをしました。ななちゃんがとても器用に組み立てていました。できあがった飾りは色とりどりでとても可愛らしかったです。

夕食は、天野ファミリーファームという焼肉屋さんで美味しい白老牛をいただきました。この日はお話を聞く時間や作業の時間が多かったけれど、その分たくさんのお肉を食べたので力尽きることはなかったです。

執筆者:永井 和