たくさんの方に聞き取りした日!(3日目)
2025年9月30日

2025年8月28日
プログラムも3日目となり、今日は初めての1日フリーな日でした。各グループごとにテーマに沿って聞き取りを行い、私たちも朝から多くの方々にご協力していただきながら取材を進めました。
まず訪れたのは白老八幡神社で、宮司の鈴木琢磨さんにお話を伺いました。町の神社として人々の生活に関わる存在であるだけでなく、毎年の例大祭では数千人規模のよさこいを開催されるなど、白老町の伝統を守りながら新たなにぎわいを創出されています。熱意あふれるお話から、たくさんの気づきを得ることができました。

こちらの写真は、最後にご一緒に撮っていただいたものです。ただし許可を取れていないため、集合写真だったのですが私の部分だけ切り取って掲載します(^^;;
次に訪れたのは、コミュニティカフェ「ミナパチセ」で行われていたママカフェです。私たちのテーマが「コミュニティ」であることから、実際にイベントに参加することで人と人とのつながりを体感することができました。助産師さんとママたちが集まり、子どもたちの様子を見守りながら、悩みを相談したり、何気ない会話を交わしたりする姿が印象的でした。みんなで子どもを見守ることで、ママたちが美味しいご飯をゆっくり味わえるように工夫されている点も心に残りました。共通の立場の人と語り合える場があることで、ストレスの解消や不安の軽減につながっているのだと実感しました。輪に加わらせていただいたからこそ得られた学びが多く、非常に貴重な時間でした。

その後は「しらおいイオル事務所チキサニ」に伺い、森さんにお話をお聞きしました。アイヌ文化の継承を軸に活動される中で「人の顔が見えることの大切さ」を強調されていたことが印象的でした。文化は生活様式の表れであり、チキサニで行われるイベントに参加することは、その人が過ごしてきた生活に触れることでもあると感じました。森さんのお話から、人と人との関係性によって生まれる力の強さを学ぶことができました。


アイヌ文化にゆかりのある作物を育てていることから、収穫したじゃがいもをお裾分けしていただきました。このじゃがいもは報告会前夜に先生と先輩に調理していただき、みんなで美味しくいただきました。ありがとうございました!
続いて山田リビングを訪れ、元町議会議員の山田和子さんにお話を伺いました。ご自身の経験を踏まえて、白老町のコミュニティに関する情報や今後の展望について語っていただきました。時代の変化とともにコミュニティも変化していくものですが、人と人とのつながりを絶やさないことが重要だと学びました。特に、私たちは将来社会の中核を担っていくことになる「若者」という立場だからこそ、コミュニティのあり方について当事者意識を持って考える必要があるのだということを強く感じました。
たくさんの方々にご協力いただき、いろいろな意見に触れて、たくさん考えた1日でした。

この日は全ての時間を自分たちで自由に使えたからこそ、スケジュールや取り組みについてもじっくり考え、話し合うことができました。こうした経験を通じてセルフマネジメント能力が大きく鍛えられるのは、地域創生科目の中でも北海道プログラムが一番だと思っています!
夜はたくさん動いた疲れを回復するために美味しいものを食べに行こうと、先生とみんなで河庄へ行きました。きのこ鍋とお刺身がとっても美味しかったです!大満足の夕食でした。


これは、骨酒という焼いた魚の入ったお酒の写真です(°_°) びっくりでしたが美味しいそうです、ななちゃんが美味しそうに飲んでいました(^O^)っ 時間が経つごとに味が深まる、大人な味わいのお酒でした!
その後、さらにお酒を飲みにカイザーへ移動しました。今回のプログラム参加者は全員が20歳を超えているため、美味しいものを制限されることなくみんなで楽しめました!ここのお店は訪れると楽しい出会いのある不思議な空間だと感じています。この日も、明るく話しかけていただきとてもにぎやかな時間を過ごしました!

たくさんの方々と関わり、さまざまなご意見を伺って、ものすごい量の情報量を吸収して、ものすごい量の考えを巡らせました。正直に言えば大変だけれど、それだけ学びが多く成長できるのだと思います。グループワークを各自で大きく進めた一日でした!頑張りました!!
執筆者:稲葉 美空