Kauai Community College(10日目)
2025年3月7日

2025年2月5日
今日は、カウアイ島でのアクティビティ最後の日で、Kauai Community Collegeを訪れました。
はじめに、現地の生徒たちと一緒にBotany class、植物の授業を受けました。自己紹介のプレゼンテーションを行った後は、ポルトガルのお菓子、マラサダを食べながら現地の生徒たちと専攻や住んでいる場所、それぞれの好きなものについてたくさん話しました。

コミュニティカレッジとは、大学とは違い、高校卒業後大学入学前に行く2年制の学校で、自分たちの興味のある分野を探したり、専門の分野を大学で学ぶ準備をしたりする場所のため、20近い数の学科が存在します。しかしながら、私たちと同じ世代の生徒だけでなく、社会に出てから再び学びを深めたり、より良い職場で働くための知識を得たりするために、社会人の生徒もいます。私が話したベトナム人の学生は、31歳で子供もいると話していました。年が離れた人と同じ授業を受け、ある議題に対して意見交換をできるのは貴重な経験だと感じました。
その後は、学校の中を見て回りました。その中でも、興味深かったのはFood Pantryという学生や教員が食べ物や日用品に困ったときに、いつでもそれらを提供し助けてくれる部屋でした。ハワイ諸島でもカウアイ島は、特に本島から遠く離れているため物価が高く、社会人の学生たちは仕事で家族を養いながら学費を払いながら学んでいて時間やお金が足りないこともあります。そんなときに助けてくれるのが、Food Pantryです。わたしたちは、このシステムに感動し、名古屋外国語大学でも設置したいと考えました。

最後は、昼食を食べながら様々なバックグラウンドを持った学生さんと話し、とても楽しい文化交流ができました。

今日がホストファミリーと過ごす最後の日。悔いのない一日にしたいです。
執筆者:多田愛望